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2023.02.14

「冬の全館空調体感セミナー」に行ってきました!

 

 

皆さんこんにちは、設計課の上村です。

最近またスマホゲームをやり始めました。なぜかと簡単に言いますと、とある著名なビジネスパーソンが言ったことに共感しまして、
「(オジサンだけど)スマホゲームにはまる人の気持ちを理解するため自分もやってみた」精神を真似してみようと思ったわけです。
ゲームを趣味にするお客様も多くいらっしゃるので、これは理解しとかなきゃいけない。

いや、でも家族に怒られますのでそこまで課金はできないのですが、でも気持ちは少し分かった気がしました。


というのも、いわゆる「ガチャ」でレアキャラを引いた瞬間の、あの高揚は、お金を払って楽しむだけの価値はあると一瞬でも思えたからです。


今のスマホゲームはダウンロード時にはお金はかかりません。そしてそのまま無料でけっこう遊べます。

どこでお金がかかるのかと言えば、「ガチャ」です。

バトル系のゲームでいえば強いキャラを「ガチャ」を回してあたりを引きます。

それや面白そうなエピソードをプレイするのにロックをかけて、それを解除するのに課金したりするシステムです。

「推し活」とよばれるお気に入りのキャラを応援するためにお金を使う、というモデルもありますね。


私がプレステで遊んでいたころはまずお金を出してソフトを買っていました。

買ったソフトが面白いかどうかは一種の賭けですね。それが、現代のスマホゲームでのシステムは、まずプレイし始めるのは無料。

やってみて面白ければ課金する。それでも「面白ければお金を払う」というのは100%でなくて、なるべくお金をかけないでプレイしたい人のほうが多数派でしょう。

なので、ガチャという一種ギャンブル的要素で課金するのでしょうね。

毎回前置きが長くてすみません。

なんでも体験することが重要!ということで、熊本の会社さんでありましたOMソーラー社さん主催の「全館空調 冬の体験会」に行って参りました!体験してみるって話です!

 

すばこ

 

今回見学させていただいた会社さんは、熊本の株式会社アネシス様の注文住宅ブランド「ホームパーティ」様のモデルハウス「すばこ」。

「愛着のあるすまいづくり」をコンセプトに可愛らしい木の家を提供する会社さんです。

 

見学させていただいた全館空調システムの良さは、大まかに言って
①床下からゆっくり暖まる(足元が冷えない)
②間取りも合せて設計するので、家全体を暖める(トイレや玄関もリビングも同じ温度の心地よさ)
③直接吹き付ける風がない
④壁掛けエアコンのような機械(室内機)が室内に出ない。
⑤室外機も1個だけ(外観を邪魔しない)

 

という点があります。
湿度コントロールの機能までは備わっていませんが、その分ほかの大手HMさんの全館空調システムより安価で導入しやすいことがメリットです。

 

まず驚いたのが室内の心地よさ。というか、気づきにくいんですけど温度差によるストレスがないんですよね。
失礼とは思ったんですけど、室温計を持ち込ませて頂きました…

 


ちなみに外気温は14~15℃前後。前日は大寒波の1月25日でした。
そして気になる室温は、意外や意外、20℃。

 

実体験ですが、鉄筋コンクリート造の自宅マンションやオフィスでは、エアコン(天井が高くないので、手の届くところにあるエアコンから出た風がガンガン顔に当たる)で暖房して、室温計は23℃くらいになるのに、なんだか寒気がする…足元がスースーする…

 

でもここは、20℃なのにスーツの上着を脱ぎたくなるくらいの心地よさ。何故だ!?

 

 

いや何故って、だいたい検討はつきます。建築士ですから。

 

心地よさの正体


この心地よさの正体は「輻射熱」と「対流」です。
まず冬の暖房は、屋根裏の空調機械で作った温かい空気を床下に送り込みます。
そしてその温かい空気は床に空いたガラリからゆっくりと上がって(自然対流を利用)きます。
その過程で床板も室温に近くなるので足元が冷えません。

さらに人に近い床や家具、窓ガラスが温められるのでヒンヤリ感がないんです。

人は離れたところにある物体の温度も「放射」という現象で感じ取りますので、家の中で身の回りにあるものが冷たくない、

夏なら熱くないというのは「体感温度」に大きく影響します。
うまく自然現象を利用したシステムとなっているんです。

 

参加者みなで語らせて頂きました。

ホームパーティ ブランドマネージャーの牟田口様、マツシタホームの皆様、井本工務店の井本様、ご縁を頂きありがとうございました。

 

空調”まで考えた”家づくり

さて、皆様の家づくりのお話に移りましょう。

 

新築の時って、間取りや設備に頭がいっぱいで、エアコンのことまで気が回らないものですよね。
一番最後、引っ越した後に電気屋さんに頼もうか…。普通はそうですよね。
でもエアコン、つまりは家の中の心地よさを決める大切な「温度」って、実は設計段階から気を付けないと良いものはできないんです。

 

それで、弊社も全館空調を何年か前から取り扱いを始めたのですが、肝心の設計する側の体験が足りないことに気づきまして…(笑)声をかけてもらったのをきっかけに今回参加させてもらいました。

 

「全館空調」というと、どこかハイスペックで豪華な、ちょっと肩ひじ張ったイメージがあるかもしれません。


でも決してそんな豪華なものでもなくて、「どうせ家賃をはらうんだから住宅ローンを組んで家を建てる」精神と同じく、「どうせエアコンは各部屋に必要だし、10年経てば壊れて買い替え。長い目でみたら全館空調もそんなに高いかものではない」と考えることもできます。

なによりも凄く快適!(笑)


肩ひじ張らないもう一つの理由、それは「ほどよく」空調するということ。
エアコンには、部屋を冷やしたり暖めたりする能力を「○○kW(キロワット)」で表しますが、パッシブエアコン(弊社取り扱い可能な全館空調システム)は、少し小さめの能力を設定します。

なぜなら“パッシブデザインされた、断熱のしっかりした”家だからです。

パッシブデザインされた家は窓から太陽熱を取り入れたり、夏は遮ったりする工夫がされているからエアコンが頑張らなくていい。

自然な心地よさをエアコンと建物で協力して実現することが可能なんです。これが、「心地よさ」の秘密。

 

まだまだ一般的ではない全館空調ですが、これからは健康でストレスのない家づくりに欠かせない要素になっていくと思います。

電気代は太陽光発電で賄えばいいし、ネガティブな面も上手に工夫してワンランク上の家づくりをしましょう!

 

このストレスのない暮らしを一人でも多くの方に体験してもらえるよう、MBCハウスはまだまだ色んなことやります!

 

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