住みよい家の3ヶ条とは？

家作りに関するご要望は、大きく3つありました。

その1　駐車場をビルトインガレージにすること。
垂水市という場所柄、桜島からの降灰は日常茶飯事。荷物の積み下ろしのことを考えると、車からドアトウドアで家の中に行き来ができるのが大きなメリットでした。

その2　生活の中心を1階にすること
水回りはもちろん、ご夫婦の寝室や子供部屋も1階に配置。リビングダイニングに直結して、自然と家族が集まるように工夫されています。

その3　サンルームを設置すること
これも降灰＆雨対策が大きな理由。天気を気にする事なく洗濯ができるようになり、奥様のストレスも軽減されました。また、サンルームの壁は鮮やかなレインボーカラーのクロスが貼られており、これも奥様たっての希望。落ち着いた色合いで統一されたK様邸の中でひと際、目を引く空間になっています。


K様ご夫婦の明確な3つのご要望を1つの図面に落とし込むと、出来上がったのは機能的で住みよい間取り。リビングでくつろぐ、ご家族の笑顔が、それを証明しているようでした。

減らすことで豊かに
住みよい家の工夫は他にもあります。例えばリビングの勾配天井。1番高いところで4.8ｍほどあり、実際の坪数よりも開放感を感じられます。
天井高を活かして大きく取られた窓からは燦燦と陽が差し込み、冬でも日中はカーテンを開けている方が暖かいそうです。

沢山の工夫が詰め込まれている中であえて減らしたものがあります。
それは収納です。
もちろんシューズクローク・ウォークインクローゼット・リビング収納・パントリーと必要なものはおさえてますが、あくまでも必要な分だけの収納。
それ以上のものは省かれています。
できるだけ持ち物を少なく、シンプルに生活することで心にもゆとりが生まれる。そんな暮らしの理想が、家にも反映されているんですね。