先日、友人の実家へお邪魔したときに、とても面白い形だったためにこの記事にしようと思い至りました。
写真を撮るのは失礼なのでここは皆さんの想像力にお任せいたします(笑)
住宅は屋根一つで印象から性能までが様変わりします。
詳しく書くととても長文になってしまうため、今回は代表的な五つ屋根の名称と形、多少の説明のみに
割愛させていただきます。
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①寄棟屋根
代表的な屋根の一つです。昔から今もなお使われている形です。
落ち着いた雰囲気を出すことができ、雨や雪を四方に分散してくれるのでとてもバランスの良い形です。
②切妻屋根
現代建築で主流となった形の屋根です。工期が短く雨漏りのリスクが少ないことと、将来リフォームするときにあまり費用が掛かりにくい屋根です。
ここからは間違えやすい屋根をご紹介いたします。
③片流れ屋根
この形の屋根も現代建築で主流の形です。狭い敷地でもデザイン性を損なわずに施工することができ、
屋根が南側を向いていれば太陽光発電にも期待できますし、小屋裏の空間をロフトとして利用することもできます。
④招き屋根
段違い屋根と混同されやすいのですが、微妙に形が違います。片流れ屋根の頭頂部が反対側に少し下っている屋根を指します。
これは大多数の人が誤って覚えておりインターネットでも違う名前で掲載されていることが多いです。
⑤段違い屋根
最後に段違い屋根です。切妻屋根の片方の屋根が長く、もう一方が短くなっていて段違いになっている屋根です。デザイン性に長け屋根だけでもおしゃれに見えます。
段になっている部分の壁を妻壁といい、そこに窓を設けて採光をとることが多いです。
ちなみに言い方によっては上の段の屋根を片流れ屋根と呼び、下の段の屋根を差し掛け屋根と呼ぶこともあります。
(あまり覚えておかなくても大丈夫だと思います)
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以上が本日紹介する屋根の説明でした!
これからの皆さんの家づくりのちょっとした知識になると幸いです。
屋根はお家の顔でもあります。おしゃれな屋根を選ぶのも良いことですがしっかりと性能や長所短所を見極めた上で選ぶことをお勧めします!
いつでもご相談お待ちしております。
それではまた次回まで、体調にお気を付けてお過ごし下さい。